なたで日記

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セカンドライフのサードパーティビューア Black Dragon の紹介

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ビューア関係の前回の記事「セカンドライフのサードパーティビューア Catznip の紹介」では
土地の境界線表示機能付きのカラフルなミニマップ表示
自分のオブジェクト一覧表示機能
・容姿にフォルダ構造を持たせられる機能
など他のビューアにはない機能を持つ「Catznip Viewer」について紹介しました。

今回は、「Black Dragon」(ブラックドラゴン)を解説します。


Black Dragonはグラフィック設定がすごい!

Black Dragonの最大の特徴は、3DCGの表示機能設定が豊富な点です。
設定できる機能の一部を紹介します。
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テクスチャのメモリの最大値の増加

ここのメモリの容量が大きいほど、テクスチャが汚くなりません。
しかし通常、テクスチャはグラボにグラフィックメモリが何GBもつんであっても、最大512MBしか設定できません。
Black Dragonでは、グラフィックメモリの最大値を8GBまで設定することができます。
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FXAAのアンチエイリアスが有効

これを有効にすると、ジャギー(2D座標空間の標本化歪み)が目立たなくなります。
通常のビューアでは、アンチエイリアシングは FSAA 2x/4x/… などが利用できます。
このアルゴリズムは、SSAA(Super Sampling Anti-Aliasing, Full-Scene Anti-Aliasing)を使用しています。
SSAAは綺麗にはなるのですが、大きな画面として描写するため処理が重たくなります。
一方、ここでは使用できませんが、MSAAというものあり、
MSAAは、SSAAより軽いですが、テクスチャ自体にはアンチエイリアスをかけられない特徴があります。

今回、このビューアではFXAAが利用できます。
FXAAの最大の特徴は、3DCGを描写後に行うアンチエイリアスという点です。
品質は、SSAAより悪いですが、動作は非常に軽く、MSAAと違いテクスチャ自体のギザギザも抑えられます。
それぞれの特徴については、「4Gamerの記事」を参照。
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影テクスチャを細かく設定できる

通常のビューアでは、影の設定を「太陽/月・プロジェクタ」という1つの設定しかありません。
しかし、Black Dragonでは影の設定を細かく設定できるため、綺麗に影を落としこむこともできます。
例えば影を落とすために、シャドウマッピング用にテクスチャを用意するのですが、
このテクスチャの解像度によって、影の品質がきまります。
Black Dragonでは、このテクスチャの縦と横の大きさを自由に設定できます。
あまりに大きいと、グラフィックメモリを使用するので注意が必要です。
また、解像度以外にも、このテクスチャから
何点のポイントを使用して平均化し影をつけるかの設定ができます。(ソフトシャドウ技術
この設定を行うことで、はっきりした影や、ぼやけた影の表現もできます
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SSAOの詳細設定ができる。

物をリアルに表示させるために明暗をつける
アンビエントオクルージョンというテクニックがあります。
例えば、近くに物があれば、その物の近くにあるオブジェクトを暗くする機能です。
通常のビューアでは「アンビエントオクルージョン」という1つのチェックボックスですが、
Black Dragonでは、Screen Space Ambient Occlusionの設定項目で、詳細設定が可能です。
ここの設定は重たくなる原因なので、チェックを外すのもアリだと思います。
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DoFの詳細設定ができる。

DoF(Depth of Field)という技術があります。
これは、ある距離より遠いものや近いものをぼかして、被写界深度を再現します。
通常のビューアでは「フィールの遠近感」という1つのチェックボックスですが、
Black Dragonでは、Depth of Fieldの設定項目で、詳細設定が可能です。
なお、この中で「Enable Alphas in Depth of Field calculations」という設定があるのですが、
これは透明度を持つオブジェクトに対してもDoFを正しく行うという機能です。
この機能は、結構重たい処理のためFPS稼ぎに外しておくのがオススメです。
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モーションブラーを設定できる。

カメラをぶらすと、映像の軌跡を残るように、
3DCG表示でもこれを再現させます。
モーションブラーを使用すると、アバターをアニメーションをさせたときに
滑らかに表示されるように感じたり、躍動感がうまれます。
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レンズフレア

太陽をみたときなどに、レンズフレアを表示させることができます。
ただ、太陽との間にオブジェクトで遮っている場合でも、
レンズフレアが見えてしまうことがあるので、この設定は一長一短。
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トーンマッピング

3DCGのレンダリング後に、色に対してエフェクタを通すことができます。
色は、線形や非線形に変更したりできます。
具体的には、コントラストを上げたり、明るくしたり、赤みをおびさせたり、
好きな雰囲気にすることができます。


さて、使いたくなってきたところで、
インストール時によくやる設定について最後に紹介します。
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キーボード操作の設定(Keybindings)の変更

スライド移動(Strafe)と回転(Rotate)とジャンプのキーボード操作が
デフォルトと異なるため、変更すると使いやすいです。

三人称視点時設定(Third Person Keybindings)と
一人称視点(マウスルック)時設定(First Person Keybindings)の
両方で設定をする必要があります。

Third Person Keybindings
・Move Forwards [W] -> [W]
・Move Backwards [S] -> [S]
Strafe Left [A] -> [A + [Shift]]
Strafe Right [D] -> [D + [Shift]]
Rotate Left [Q] -> [A]
Rotate Right [E] -> [D]
Jump [Space] -> [E]

First Person Keybindings
・Move Forwards [W] -> [W]
・Move Backwards [S] -> [S]
・Strafe Left [A] -> [A]
・Strafe Right [D] -> [D]
・Rotate Left [Q] -> [Q]
・Rotate Right [E] -> [E]
Jump [Space] -> [E]

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カメラの設定(Camera)の変更

下記のチェックボックスを外しましょう。
「Enable ‘realistic’ Camera behavior in Mouselook」
この設定が有効になっていると、
マウスルック時のカメラが、アバターのアニメーションに
追従するようになると思います。酔う原因になります。
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また、Smoothingを8.00->0.50にすると、
カメラが向いた方向へ瞬時に移動するので好みで設定。
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グラフィックの変更

Black Dragonは、デレンダラ(非描写)機能があります。
Rendering Options -> Derender … と書いてある設定です。
この設定は、指定したファイルサイズより大きかったり、
表面の面積が大きかったりしたりすると表示しなくなります。
アバターやオブジェクトが表示されなくならないように、適切な値に調節するか、
あるいは全て 0 にして無効化するといいです。


グラボをつけている方や、
綺麗なスクリーンショットを撮りたい方は
一度 Black Dragon を試してみるといいかもしれません。

以上、紹介を終わります!


自分用の設定メモ

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髪の毛などの影も綺麗に顔に落とす(太陽の光用)

☑Deferred Rendering
・Extended Shadow Distance 128 -> 16
・Closeup Shadowmap Size 2048 -> 4096
・Close Shadowmap Size 4096 -> 4096
※Shadowの設定で上と下があるのは、おそらく上が太陽の影、下がライトによる影設定です
※「Extended Shadow Distance」は小さくなるほど、影の精度があがりますが、遠い距離にある影がおちにくくなります。
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全体をふんわりと明るくする

☑Windlight Options
・Warmth Red 1.00 -> 2.00
・Warmth Green 0.60 -> 2.00
・Warmth Blue 0.75 -> 2.00
☑Volumetric Lighting
・中はデフォルト
☑Post Processing Effects -> Lens Flare Effect
・中はデフォルト
☑Tone Mapping
☑Custom
Linear Strength 0.44 -> 0.25
Toe Strength 0.24 -> 0.87
Toe Numerator 0.02 -> 0.87
Toe Denominator 0.18 -> 0.66
Linear White 25.00 -> 13.22
Exposure Bias 3.00 -> 0.91
☑Color Correction Linear
・中はデフォルト

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Written by なたで

2016年4月17日 @ 16:18

カテゴリー: game, memo, review

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